2014-12-21

pico

http://picocms.org/

Markdownで記述する軽量CMS

ターゲットOS

Fedora20

apacheとphpをインストール


$sudo yum install httpd php

$sudo systemctl start httpd

$sudo systemctl enable httpd

index.phpを開いてくれるように設定


$sudo /etc/httpd/conf/httpd.conf

<IfModule dir_module>

  DirectoryIndex index.html index.php

</IfModule>

設定を変更したらapacheを再起動


$sudo systemctl restart httpd

apacheのユーザ・グループをapacheから変えている場合は、

PHPセッションのセッションの保存先ディレクトリを書き込めるようにする


$sudo chmod 0777 /var/lib/php/session/

picoのインストール

ダウンロードし解凍して、公開しているディレクトリに配置するだけ。


$wget https://github.com/picocms/Pico/archive/master.zip

$unzip master.zip

$mv Pico-master ~/public_html

picoの設定

解凍したものの中に入っているconfig.phpを編集する。


$vi config.php

 
$config['site_title'] = 'Title';

$config['base_url'] = 'http://www.example.com';

$config['theme'] = 'default';

$config['date_format'] = 'Y-m-d';

$config['pages_order_by'] = 'date';

$config['pages_order'] = 'desc';

  • site_titleはサイトのタイトル。

  • base_urlはpicoを置いた場所のURL。最後に/を付けてはいけない。相対パスでもOK。

  • themeはテーマ名。themes/ディレクトリの中に入っているテーマディレクトリ名を指定する。

  • date_formatは日付のフォーマット。PHPのフォーマットを参照。

  • pages_order_byalphaでアルファベット順、dateで日付順になる。

  • pages_orderは昇順か降順を選ぶ。dateかつdescで新しい記事が上に来る。

Pico Editor Pluginを使う

contentディレクトリにMarkdownファイルを入れると記事が投稿できるが、

面倒くさいので、Pico Editor Pluginを使う。

ダウンロードしてplugins/pico_editorディレクトリに入れる。


$wget https://github.com/gilbitron/Pico-Editor-Plugin/archive/master.zip

$unzip master.zip

$mv Pico-Editor-Plugin-master plugins/pico_editor

パスワードをsha1でハッシュ化して、設定ファイルに書き込む。


$vi plugins/pico_editor/pico_editor_config.php

 
$pico_editor_password = 'ここにSHA1ハッシュを入れる';

/adminにアクセスしてログイン。

「+」ボタンから新規記事を作成できる。

以下のフォーマットが無いファイルは編集できない。

初めからあるindex.mdとかは編集できない模様。


/ *

Title:  
Author:  
Date:  
*/

テーマの変更

テーマとかからダウンロードして、

themesに入れて、config.php$config['theme']を変更する。

ただのHTML/CSS/JavaScriptなので自分で作るのも簡単。