picoの使い方
pico
Markdownで記述する軽量CMS
ターゲットOS
Fedora20
apacheとphpをインストール
$sudo yum install httpd php
$sudo systemctl start httpd
$sudo systemctl enable httpd
index.phpを開いてくれるように設定
$sudo /etc/httpd/conf/httpd.conf
<IfModule dir_module>
DirectoryIndex index.html index.php
</IfModule>
設定を変更したらapacheを再起動
$sudo systemctl restart httpd
apacheのユーザ・グループをapacheから変えている場合は、
PHPセッションのセッションの保存先ディレクトリを書き込めるようにする
$sudo chmod 0777 /var/lib/php/session/
picoのインストール
ダウンロードし解凍して、公開しているディレクトリに配置するだけ。
$wget https://github.com/picocms/Pico/archive/master.zip
$unzip master.zip
$mv Pico-master ~/public_html
picoの設定
解凍したものの中に入っているconfig.php
を編集する。
$vi config.php
$config['site_title'] = 'Title';
$config['base_url'] = 'http://www.example.com';
$config['theme'] = 'default';
$config['date_format'] = 'Y-m-d';
$config['pages_order_by'] = 'date';
$config['pages_order'] = 'desc';
-
site_title
はサイトのタイトル。 -
base_url
はpicoを置いた場所のURL。最後に/を付けてはいけない。相対パスでもOK。 -
theme
はテーマ名。themes/ディレクトリの中に入っているテーマディレクトリ名を指定する。 -
date_format
は日付のフォーマット。PHPのフォーマットを参照。 -
pages_order_by
はalpha
でアルファベット順、date
で日付順になる。 -
pages_order
は昇順か降順を選ぶ。date
かつdesc
で新しい記事が上に来る。
Pico Editor Pluginを使う
content
ディレクトリにMarkdownファイルを入れると記事が投稿できるが、
面倒くさいので、Pico Editor Pluginを使う。
ダウンロードしてplugins/pico_editor
ディレクトリに入れる。
$wget https://github.com/gilbitron/Pico-Editor-Plugin/archive/master.zip
$unzip master.zip
$mv Pico-Editor-Plugin-master plugins/pico_editor
パスワードをsha1でハッシュ化して、設定ファイルに書き込む。
$vi plugins/pico_editor/pico_editor_config.php
$pico_editor_password = 'ここにSHA1ハッシュを入れる';
/admin
にアクセスしてログイン。
「+」ボタンから新規記事を作成できる。
以下のフォーマットが無いファイルは編集できない。
初めからあるindex.md
とかは編集できない模様。
/ *
Title:
Author:
Date:
*/
テーマの変更
テーマとかからダウンロードして、
themes
に入れて、config.php
の$config['theme']
を変更する。
ただのHTML/CSS/JavaScriptなので自分で作るのも簡単。